《肩を寄せ息を凝らして餅沈む》

          

餅は日が経つと固くなり黴(かび)が生えたりするので寒の水を張った水がめに浸しておく。水餅にしておくと食べるといつまでも柔らかい。幼少時代故郷では水餅をよく作っていたが現在はあまり見当たらない。生活習慣の変化でしょう。往時を回想し作句しました。