2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

《烈震に耐えて息吹きぬ百日紅(サルスベリ)》

被災地に残った百日紅がたくましく紅色の花をつけている。天災をくぐりぬけた生命を感じます。 ↑クリックで 咲き乱れるや 百日紅(息子作)

《夏帽子齢(トシ)をかくして歩きけり》

帽子は紫外線を防ぐ役目をしているが老人にとっては寂しい頭の姿をかくしている様子です。 ↑クリックして 順位が上がれば 脱帽です(息子作)

《故里の納戸に眠る古団扇》

納戸(ナンド)は衣服、道具などをしまっておく部屋である。そこに使い古した古団扇(フルウチワ)が眠っている。団扇には絵団扇、渋団扇(同類季語)などがあるが扇風機や冷房の普及で昔ほど使用されず眠っている。 ↑梅雨終わり 暑い時こそ クリックを(息…

《肩書を捨てて浴衣の人となり》

浴衣は昔入浴の時、使用したのは主として木綿の単衣(ヒトエ)である。現在は浴衣で外出するよになった。浴衣を着るとみんな同じ様な姿となり身も心も解放される様な気がする。浴衣には染浴衣(ソメユカタ)、貸浴衣(カシユカタ)、古浴衣(フルユカタ)が…

《風鈴や風に流れて逆らはず》

風鈴は中国より伝来し日本では室町時代の頃から流行したといわれている。人の世も向風、追風といろいろ風がある。 ↑クリックを していただくと うれいしいな(息子作)