91歳の誕生日記念に書いた3作のうちの2作目です。 *** facebookでの皆さんからのいいね&コメント ***

91歳になりました。 新作です。 今回は手書き原稿を掲載します。 *** facebookでの皆さんからのいいね&コメント ***

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(故里を思う) *** facebookでの皆さんからのいいね&コメント ***

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《伝統の 家業を守る 新豆腐》

スーパーに沢山豆腐が並べてあるが一方路地裏に個人経営の豆腐屋さんがあり家業を守りがんばっている。 ↑電灯の 傘を守るは しんどいな(息子作)

《飛び移る 火を払ひつつ 秋刀魚焼く》

今年は当初秋刀魚の水揚げが少なく高価であったが水揚げが次第に増え季節の魚として食卓を賑わす様になった。 ↑飛び移る 火を払わなく やけどする(息子作)

《のぞき見る 姿を写し 水澄めり》

「水澄む」が秋の季語となっているが秋は特に水が澄んでいる様である。川の流れでも湖でも清く澄んだ水を眺めると心が洗われる様である。 ↑のぞき見る 姿を写し 前のめり(息子作)

《とりとめのなき 夢続く 明け易し》

↑鳥の目が鳴く 夢続く 秋休み(息子作(アップをしばらくサボっていて季節がずれました))

《瓶詰めの ハーブ見つめる 春灯下(しゅんとうか)》

↑ビンづめが 半分減ってる やめとこか(息子作)

《眼下には 萬緑溢る ハーブ園》

見渡す限り緑で生命力が感じられます。新幹線新神戸駅近くのロープウエーでハーブ園へ吟行に言った時の句です。 ↑眼科では 大きく開けれず 半分円(息子作)

《水の輪を 重ね重ねも 残る鴨》

近所の池に残り鴨がいる。水も輪を重ねながらゆったりと広くなった池を往来している。 ↑見ずの技 何度やっても 鴨ネギに(息子作)

《いかなごの 水揚げを待つ 列長し》

いかなごの(鮊子)の(漁獲の)シーズンになると「いかなご」を買う人で混雑している。「いかなご」の大きさや値段等日々変化がある。 ↑いかがかな 水揚げという 揚げ物は(息子作)

《一等地 取るのも仕事 花の宴》

↑言っとうやろ 取るのも仕事 仕事だ仕事(息子作)

《舟捨てて遠くへ去りぬ秋の潮》

秋の潮は干満の差が激しく舟を置いて遠くへ潮が引いて行く ↑鮒捨てて 遠くへ投げる 秋の雑魚(息子作)

《廃線の枕木守る虫の声》

ローカル線が廃線となり淋しい虫の音が聞える。 ↑配線は 真っ暗だったら 無理がある(息子作)

《赤蜻蛉空の広さを漂へリ》

赤蜻蛉(アカトンボ)が群れをなしてゆっくりと漂っている。 ↑赤トンボ 空の青さと ただのヘリ(息子作)

《踊りの輪異国の人も飛び入りて》

盆踊りに異国の人も混って踊っています。日本の伝統文化も国際化しました。 ↑囮の輪 動くと人も 飛び込むぞ(息子作:意味不明だな・・・なんとなく刑事ドラマということで)

《迷走の水路を造り梅雨豪雨》

梅雨といえばしとしとと雨が降っているのですが最近は豪雨が多く道路も水路となることがあります。 ↑迷走の水路をたどり冷やし麥(息子作)

《老若(ろうにゃく)も男女も混り溝浚え(ミゾサラエ)》

町内会の作業で溝浚え(ミゾサラエ)があります。新顔の人も参加しています。 ↑こんにゃくも だんごもまじり オゾマシイ(息子作)

《信号を待つ人群れて街(マチ)暑し》

信号を待つ人がどんどん増えて街は風通しもわるく暑さでむれます。 ↑信号を 待ち人蒸れて まっちっち(息子作)

昭和一桁生まれのある人生(2):陸軍幼年学校〜現在

「昭和一桁生まれのある人生」 河瀬渓水 これまでのお話:(昭和一桁生まれのある人生(1):誕生〜中学校時代) 「陸軍幼年学校時代」中学二年生を終了し、陸軍幼年学校へ入学した。十六歳の時、両親と別れました。 幼年学校の生活は朝から夜まで規則正し…

《故里の遠き思い出水喧嘩(ミヅケンカ)》

旱魃(かんばつ)の時、農夫たちが田の用水で争うことがあります。幼少の頃、争いを見ました。水の取り合いは深刻です。 ↑旱魃は 大変なのだよ 水出んわ(息子作)

《刺(とげ)あるも香りゆかしき薔薇愛でる》

薔薇は刺があっても近づいて鑑賞するとその香りがいつも心を慰めてくれます。 ↑とげあるし かおりもあるし バラバラだ(息子作・写真も(日比谷公園))

昭和一桁生まれのある人生(1):誕生〜中学校時代

「昭和一桁生まれのある人生」 河瀬渓水 手元には小学校時代の日記が残っており、小学校六年生の時、宿題で書いた「生立記」があります。先ずこれらを参考資料として幼年期の「自分史」とも云うべきものを記述したいと思います。 「誕生」 昭和二年の春の中…